
今の職場の人間関係が最悪なんです…。
転職しようか悩んでいるのですが、人間関係の良い職場に転職する方法なんてあるんでしょうか…?

大丈夫!私も人間関係が原因で転職したけど、転職先では休日に一緒に飲みに行ったり結婚式に参列してもらったりするほどの人間関係に恵まれたんですよ。
この記事では、人間関係が良い職場に転職する方法をお伝えしますね!
この記事を読むとわかること
- 看護師が人間関係の良い職場に転職する方法
- 私が人間関係の良い職場に転職した時の体験談
- 人間関係が良い職場の特徴・人間関係が悪い職場の特徴
- 看護師が人間関係が原因で転職する判断基準
人間関係で悩んでいる看護師は是非参考にしてください。
看護師の人間関係が重要な理由
看護師はチームプレーで業務を行うため、人間関係の良さは仕事に大きく影響します。
しかし、そんな看護師のお悩みNo.1は人間関係だそう。
看護の現場は女性が圧倒的に多く、忙しい業務や独特の風潮があるため、人間関係にも影響しているのかもしれません。
そのため、あなた以外に転職を考えている看護師も、人間関係が原因で他の職場を探しているのかもしれませんね。
私も最初に就職した病院では、あまりに忙しかったため皆精神的な余裕がなく、ギスギスしていました。
ただでさえチームワークが大事な仕事なのに、人間関係が悪いと働きにくいだけでなく業務にも支障が出てしまいますよね。
看護の仕事は人間関係が要となるため、その人間関係が悪いと転職を考えるきっかけになるのでしょう。
看護師の人間関係でよくある悩み

ここでは、看護師の人間関係でよくある悩みを紹介します。
多忙なあまりスタッフがイライラしていて雰囲気が悪い
看護師の人間関係の悩みとして、忙しさのあまりスタッフがイライラしていて雰囲気が悪いことが挙げられます。
特に急性期病院ではオペ出しやオペ迎えに加え、緊急入院などイレギュラーな業務が加わると一気に忙しくなってしまいますよね。
通常の業務が忙しい職場では、イレギュラーなことが発生するとスタッフにも余裕がなくなり、他の人に対して思いやりを持てないこともあるでしょう。
また、ただでさえ忙しい業務の合間に新人に指導を行うプリセプターも精神的に余裕がなくなってしまう可能性があります。
お局的な先輩が強すぎる
お局的な先輩の存在が強く、意見を言いにくい風潮も人間関係に悪影響を与えているケースもあるでしょう。
先輩の存在や権限が強いと、誰も意見する人がいなくなり、みんな気を遣って疲れてしまうこともあるかもしれません。
また、就職したばかりの新人がお局的な先輩の気に触ることをしてしまった場合には、その先輩だけでなく、「取り巻き」的な先輩たちからの風当たりが強くなってしまうなんてこともあるかもしれませんね。
人間関係が原因で転職した私の体験談
私は新人で就職した病院があまりに忙しく、仕事を教えてもらうこともままならなかったため転職を決意しました。
プリセプターには「忙しくて仕事を教えてもらう暇ないんで」と言われており、看護部長にまで相談したこともあります。
また、「うちの職場は忙しいんで、その3倍速くらいの速さで歩いてもらっていいですか?」などと言われたことも…。
他にも、忙しくてイラつきゴミ箱を蹴る先輩や、小さいお子さんがいて時短勤務なのに毎日のように定時まで残業している先輩などもいました。
このような環境で働いていたため、病棟内が荒れている職場や忙しい職場は人間関係にも大きく影響を及ぼすのだと学びました。
結局その職場は4ヶ月で退職し、転職サイトを使ってホワイト病院に転職することができました。
転職先は残業ほぼなし、有給消化率100%の慢性期病院で、定年以外の退職者がほとんどいないレア求人でした。
人間関係も良く、みんなで協力しながら働け、休みの日には飲みに行くこともありました。
仲の良い先輩には結婚式にも参列してもらい、気さくな師長にはスピーチまでお願いしました。
一年目の転職でかなり悩みましたが、結果的に人間関係が最高に良い職場に転職できたので、あの時思い切って本当に良かったと思っています。

私が人間関係最高な職場に転職した時に使ったのは「ナース専科(旧ナース人材バンク)」という転職サイトです!
ナース専科では、職場のスタッフの定着率や、訪問時の雰囲気まで教えてもらえ参考になりました。
【看護師】人間関係がいい職場に転職する方法


看護師が人間関係の良い職場に転職する方法
- 事前に職場見学に行く
- 残業の有無や有休消化率を確認する
- 働いた人の感想や口コミを調べる
- 内部事情を教えてくれる転職サイトを使う
事前に職場見学に行く
人間関係良い職場に転職したいなら、職場見学に行くのはマストです。
その職場の清潔感や設備などのほか、スタッフ同志が会話している様子や表情、雰囲気などもチェックするようにしましょう。
スタッフが見学に来ているあなたに挨拶をしてくれるかも重要なポイント。
意地悪な人は新入りに対して警戒心が強いこともあるため、しっかりと様子を伺ってきましょう。
残業の有無や有休消化率を確認する
残業の有無や平均残業時間、有休消化率を確認することも重要です。
忙しい職場は人間関係も悪化しやすい傾向にあります。
そのため、残業が多い職場や有給の消化率が低い場合には人間関係にも悪影響を及ぼす可能性があります。
求人情報や面接などで必ず確認するようにしましょう。
働いた人の感想や口コミを調べる
その職場で働いたことがある人や、求人媒体の口コミがないか確認することも有効です。
地元の職場であれば、仲の良い同期や先輩などをツテに何か情報が得られないか聞いてみると良いでしょう。
また、ネット上に掲載されている求人情報は、過去に働いたことがある人から口コミが公開されているケースもあります。
「(転職を考えている職場の名称) 看護師 口コミ(評判)」
などと検索して調べてみましょう。
内部事情を教えてくれる転職サイトを使う
職場の内部事情を教えてくれる転職サイトを利用するのもおすすめです。
転職サイトはこれまで数多くの看護師の転職に携わっています。
そのため、サイト利用者から、今まで働いてきた職場の雰囲気や人間関係などを聞き取り、それを共有してくれることもあるのです。
職場の内部事情を知れるのは転職サイトの強み。
人間関係の良いホワイト病院を探すなら、積極的に利用してみましょう。

【看護師】人間関係がいい職場の見分け方


人間関係が良い職場の特徴
- 雰囲気が明るい・清潔感がある
- 教育制度が手厚い
- スタッフ間で協力している
- 管理職とスタッフとの関係性ができている
雰囲気が明るい・清潔感がある
雰囲気が明るい職場や清潔感がある職場は人間関係が良い可能性があります。
掃除が行き届いていて備品などが整頓されていると、働いているスタッフの心にも余裕があると考えられるためです。
面接や見学に行った際は、雰囲気や清潔感なども確認してみましょう、
教育制度が手厚い
教育制度が手厚い職場も人間関係が良い傾向にあります。
これは、入ってきたばかりの新人に何でも押し付けようとせず、しっかりと基礎を学んでもらいたいという職場の方針の表れです。
また、新人にしっかりと指導する余裕があると考えられるため、転職したばかりでも穏やかに働くことができるでしょう。
スタッフ間で協力している
人間関係の良い職場は、スタッフ間で協力する姿勢があることでしょう。
自分の仕事が終わっても「何か手伝えることありますか」と声を掛け合ったり、緊急の場面で助け合いながら働けている場合には人間関係が良好な証拠です。
見学などで目の当たりにする可能性は低いかもしれませんが、スタッフ同士が会話する場面などはチェックするようにしたいですね。
主任や師長とスタッフとの関係性ができている
主任や師長クラスの管理職と看護スタッフの関係性ができている場合にも、人間関係が良好な職場である可能性が高いと言えます。
人間関係が悪く殺伐としている職場では、管理職とスタッフ間の連携ができていないケースがあります。
一方、管理職とスタッフの連携が取れている場合には、職場の悩みを共有して改善するよう図らったり、どうしたらより良い働き方ができるか改善されたりしている可能性があります。
そのため、管理職とスタッフが会話する場面なども是非チェックしておきたいポイントです。
【看護師】人間関係が悪い職場の特徴


人間関係が悪い職場の特徴
- 職場内が散らかっている
- スタッフ同士の会話が少ない
- 退職者が多い
職場内が散らかっている
病棟など職場内が散らかっている場合には人間関係が悪い可能性があります。
これは多忙さの表れでもあり、整理整頓や掃除が追いつかないほど忙しい状況を現しています。
業務に余裕があったり、スタッフ間との連携が取れている場合には、整理整頓や掃除も行き届くでしょう。
スタッフ同士の会話が少ない
スタッフ同士の会話が少ない場合にも、人間関係が悪い可能性があります。
看護の仕事はチームプレーであるため、良好な人間関係ができていれば笑顔で会話したり何かあればすぐに共有したりすることができます。
しかし、スタッフ間の関係性ができていない場合には、会話も少なく、静かな印象を受けることが多いでしょう。
退職者が多い
退職者が多い場合にも、人間関係が悪い可能性が高いと言えます。
看護師の転職に関するお悩みで最も多いのは人間関係です。
そのため、スタッフの定着率が低い職場やいつも求人募集が出ている職場などは、人間関係が悪い可能性があるのです。
年間退職者数などももれなく確認するようにしましょう。
確実に人間関係を判断できる材料はない
ここまで紹介した特徴を踏まえたとしても、確実にその職場の人間関係を判断できるわけではありません。
その職場の人間関係は、実際に働いてみないと確実にわかることはないでしょう。
そのため、少しでもその職場の人間関係について把握するためには、「実際に働いた人に話を聞く」ことが一番確実性が高いと言えます。
しかし、周りの知人にその職場で働いたことがある人がいないという場合もあるかと思います。
そのような場合には、次に確実性が高いものとして「転職サイトで内部事情を教えてもらう」方法が挙げられます。
これまで多くの看護師の転職に携わっている転職サイトなら、人間関係を含むさまざまな内部事情に精通している可能性が高いと言えます。
転職サイトの中には幅広い職場の内部事情に精通しているところもあるため、転職活動の際はそのようなサイトを使うことをおすすめします。
看護師が人間関係で転職する判断基準


人間関係によって業務にまで支障が出ている場合や、指導ではなくいじめと思われる場合には転職して良いと言えます。
看護師は真面目な人が多く、いじめを受けていても「自分が悪いんじゃないか」「我慢して働き続けるべきじゃないか」と考えてしまう人もいるでしょう。
しかし、心身を壊してしまっては元も子もありません。
実際に人間関係が原因でうつになってしまっては、仕事だけでなく日常生活の質も大きく損なわれてしまいます。
そのため、職場の人間関係が辛いと感じている場合には、自分に合った職場を探してみるのも一つの方法です。
すぐに退職しなくても、自分に合った職場がないか情報収集してみたり、同期や転職サイトに相談して人間関係が良い職場がないか探してみるのも良いでしょう。

【看護師】人間関係がいい職場に転職するには事前の情報収集が重要〜まとめ〜
看護師が人間関係の良い職場に転職するには、事前に見学に行ったり、実際にその職場で働いたことがある人に話を聞く方法などがあります。
その際は、職場の雰囲気やスタッフ間で会話する様子などを確認するようにしましょう。
しかし、見学できないケースや、知人の中にその職場の特徴を知っている人がいない場合などおあるでしょう。
そのような場合には、さまざまな職場の内部事情に精通している転職サイトを使うことが有効です。