看護師がライターになるには?

自由な働き方

【体験談】看護師がライターになるには?収入や仕事の取り方を解説!

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社会人から看護師になり、新卒で急性期病院に就職。 時間外労働の多さや人間関係が原因で心身・日常生活に支障を来し、 4ヶ月で退職。 退職後は転職サイトを利用し、年収96万円up・人間関係良好・残業なしのホワイト病院に転職する。 現在は看護師資格を活かしてより自由な働き方を実現すべく「看護師ライター」として活動中。

 

看護師がライターになるにはどうしたら良いんだろう?

 

看護師ライターってどのくらい稼げるのかな?

 

と疑問に感じている方もいらっしゃるかもしれません。

 

この記事では、看護師ライターとして4年間フリーランスで活動する私が

 

看護師ライターの仕事内容

 

看護師がライターになる方法

 

看護師ライターはどのくらい稼げるのか

 

稼げる看護師ライターになるにはどうしたら良いのか

 

分かりやすく解説します。

 

看護師ライターとは

パソコン 女性

 

看護師ライターとは、医療や健康など専門知識が必要な記事を執筆する仕事です。

 

ここでは看護師ライターの仕事内容や働き方、メリット、デメリットについて解説します。

 

看護師ライターの仕事内容

 

看護師ライターの仕事内容は、医療や健康、美容、看護にまつわる記事を執筆することです。

 

仕事の依頼主(クライアント)の要望によっては、記事を執筆するにあたって取材をするケースもあります。

 

一般的なライターとの仕事内容の違いは、執筆する記事に専門知識が必要であるという点でしょう。

 

web上に掲載される医療記事など専門知識を必要とする場合は、信憑性を確保するために医療資格を持つ人が執筆・監修することが望ましいとされています。

 

そのため、一般的に医療や健康、看護に関連する記事は看護師が執筆したり、医師が監修の上でそれなりの知識がある人が執筆することが多い傾向にあります。

 

看護師ライターの働き方

 

看護師ライターの働き方には、

 

・企業に属して働く

・フリーランスとして仕事を受ける

 

の大きく2つがあります。

 

企業に属して働く場合には、正社員や契約社員、派遣社員、アルバイトなどとして記事を執筆する形態です。

 

一方、フリーランスとして仕事を受ける場合には、企業と業務委託契約をして仕事を受けたり、クラウドソーシングサイトから仕事を受けたりする働き方が挙げられます。

 

一般的に、看護師ライターの場合には企業に属さず、フリーランスとして活動する方が多い傾向にあります。

 

最近では、Twitter(X)の「#ライター募集」で単発的に仕事を受けたり、「ココナラ」というスキルシェアサイトで仕事を受けたりと、

看護師ライターの仕事の受け方も多様化しています。

 

看護師ライターのメリット

 

看護師ライターのメリットは、自由度が高く頑張り次第で収入を増やせることです。

 

看護師が病院で勤務する場合には、決められた時間働いて毎月決まったお給料が振り込まれますよね。

 

しかし、看護師ライターは自分で業務量を調整することができるため、好きな時間に働き、頑張れば病院勤務以上の収入を実現することも可能です。

 

さらに、基本的にパソコン一台で仕事ができるため、自宅以外にカフェやレストラン、旅行先、移動中に仕事をすることもできます

 

病院勤務をしていることと比べると、かなり自由な働き方といえますね。

 

私は看護師として4年間病院で勤務し、退職してライターになってからは、

毎朝ゆっくり起床して家事をし、

愛犬とのんびり過ごしながら自宅でパソコン一台で自由に仕事をしてきました。

 

収入はその月によって異なるものの、4年目は月収40万円に到達することができました

 

より自由に働き、仕事量や収入を自分で調整したいという場合には、非常におすすめの仕事といえます。

 

看護師ライターのデメリット

 

看護師ライターのデメリットは、社会的信用が乏しくなること、会社(病院)が守ってくれなくなることです。

 

看護師は社会的信用が厚い職業といわれ、看護師として病院などの組織で勤務している場合には、住宅ローンやクレジットカードの審査も難なく通過することができます。

 

しかし、正社員を辞めてフリーランスでライターになると、途端に社会的信用が薄れ、各種ローンなどに通過することが難しくなります。

 

メモ

正社員として働きながら「副業」でライターをする場合には問題ないので安心してくださいね

 

また、正社員を辞めてフリーランスになると、病気をしたり身内に不幸があったりして仕事を休んでも収入は発生せず、育児・出産手当もありません。

 

さらに、これまでは会社が半分負担してくれていた年金や健康保険料も全て自分で納める必要があります

 

加えて、正社員のときに会社がしてくれていた年末調整などもなくなるため、自分で確定申告をしなければなりません。

 

看護師ライターはかなり自由度が高く、収入アップも期待できる一方、

病気にならないよう体調を管理したり、各種税金の支払いや確定申告をしたりと、高い責任感と自己管理能力が必要になるといえます。

 

未経験から看護師ライターになるには

パソコンを触る女性

 

私の経験から、未経験者が看護師ライターになるには以下の方法がおすすめです!

 

ポイント

最初はクラウドソーシングで簡単な仕事を受ける

・仕事をしながら勉強する

・徐々に単価の高い案件や企業案件に応募する

 

最初はクラウドソーシングで簡単な仕事を受ける

 

未経験者は、最初はクラウドソーシングで簡単な仕事を受けることがおすすめです。

 

ライターになるには、「indeed」などの求人サイトでライターを募集する企業に応募する方法もあります。

 

しかし、一般的に企業は即戦力になる「経験者」を求めているため、ライターの経験がない人がいきなり応募しても採用される確率が低い傾向にあります。

 

また、未経験でいきなり難易度の高い仕事を受けても、クライアントが求める記事を執筆することは難しいでしょう。

 

クラウドソーシングサイトも、登録したばかりの頃は「評価」が低く、単価の良いお仕事に応募しても受かる確率が低いです。

 

そこで、まずは「ランサーズ」や「クラウドワークス」などのクラウドソーシングサイトで難易度の低い仕事から始めてみることがおすすめです。

 

クラウドソーシングサイトには、看護にまつわる簡単なアンケートや、これまでに使用した転職サイトの感想を記載する記事の仕事などがあります。

 

このような仕事を受けてある程度評価がついてくると、単価の良いお仕事に受かるようになったり、クライアントから直接仕事の依頼が入ったりするようになります。

 

簡単な仕事は単価が低い傾向にあるため、この流れは一見遠回りに感じるかもしれません。

 

しかし、最初から高単価の案件に応募して落ちまくったり、仮に受かったとしてもダメ出しを多くもらったりして自信をなくす可能性があるため、

最初は確実に評価を積み上げ、経験を積んでいくことをおすすめします。

 

クラウドソーシングのプロフィール画面

↑私も初心者の頃はクラウドソーシングで評価と経験を積み上げました!

 

仕事を受けながら勉強する

 

未経験から看護師ライターになるには、仕事を受けながら勉強することが重要です。

 

「勉強をしてからライターになろう」という方もいらっしゃるかもしれませんが、この方法では稼げるようになるまでに時間がかかってしまいます。

 

駆け出しのライターはただでさえ収入が不安定であるため、なるべく早く稼げるようになるためには効率化を重視することが大切です。

 

ライターの仕事では、依頼を受けて執筆した記事をそのまま受け取ってもらえることもありますが、多くの場合依頼側から「添削(フィードバック)」を受け、修正をする必要があります。

 

添削されると「私の書いた記事はダメなんだ」と感じるかもしれません。

 

しかし、依頼者からのフィードバックは自分の足りない部分に必要な勉強をその場でできる「最も効率の良い勉強」といえます。

 

メモ

優秀なライターほど依頼者からのフィードバックを「ありがたい」と捉え、

次の記事執筆に活かしています!

 

そのため、仕事を受けて勉強しながら執筆し、さらに依頼者からのフィードバックを修正しながらノートにまとめるなどすることで比較的早くライティング力の向上が期待できるでしょう。

 

徐々に単価の高い案件や企業案件に応募する

 

クラウドソーシングである程度評価や経験を積み上げたら、徐々に単価の高い案件や企業案件に応募していきましょう。

 

看護師は専門知識があるという点で他のライターよりも単価が高く、比較的採用されやすい傾向にあります

 

私も最初はクラウドソーシングでアンケートなどの簡単な案件をこなし、評価がついてきたなと思ったタイミングで

「疾患解説」などの高単価の案件に応募しました。

 

すると、「2000文字で8000円~10000円」などの案件に受かり、その月に20万円ほど稼げるようになりました

 

さらにその後はindeedやwantedryなどのサイトから企業に直接応募し、業務委託契約をして毎月まとまった仕事を依頼してもらえるようになりました。

 

最初の積み上げや勉強は必須であるものの、看護師は専門知識があるため、高単価のお仕事や直接案件に通りやすいといえるでしょう。

 

看護師ライターはどのくらい稼げる?

お金

 

看護師ライターがどのくらい稼げるのかというところも気になるところですよね。

 

ライターは専門知識のほか経験年数やこれまでの執筆内容、稼働時間、クライアントとのご縁などによっても収入が大きく異なります。

 

そのため、「看護師ライターの収入はいくらです!」とは一概にいえません。

 

一般的に、ライターの報酬は「文字単価」「記事単価」という形で表記されます。

 

グルメ情報や地域情報などを執筆する一般のライターの文字単価は1円〜3円程度であるのに対し、看護師ライターは文字単価2〜5円程度が一般的です。

 

仕事量によってピンキリですが、私の経験から専業で看護師ライターをする場合には、月20万円〜80万円は目指せると感じています。

 

私の場合には、「週末は仕事しない」「夫が帰宅したら仕事しない」などのマイルールを持っていたため月40万円が限度でしたが、

知人では月60万円以上稼いでいる方もいます。

 

例えば、独身で時間の制限がない場合などは、多くの仕事を受けて月80万円ほど稼げる可能性もあるでしょう

 

稼げる看護師ライターになるには?

勉強する女性

 

稼げる看護師ライターになるために必要なことは、トライ&エラーを繰り返し、仕事を継続することです。

 

とにかく、ライターになりたての頃は1本の記事を執筆することも難しく、納品しても多くのフィードバックを受けることでしょう。

 

これは月収100万円を稼ぐような凄腕ライターも通る道で、その時の失敗があるから稼げるようになったのです。

 

色んな仕事に応募して仕事を受け、フィードバックを受けて修正し、さらに勉強して至らない点を改善する…ということを繰り返すうちに、

難しい記事も楽に書けるようになったり、多くの依頼が来たりするようになります。

 

看護師がライターになっても一朝一夕に稼げるようになるとはいえませんが、

継続して勉強を続けることで収入アップが期待できるでしょう。

 

【まとめ】看護師ライターは自由と豊さの両方が期待できる!

自由を感じる女性

 

看護師がライターになると、病院勤務とは比にならないほどの自由と豊さが期待できます。

 

最初はクラウドソーシングで簡単な仕事を受け、勉強しながら仕事を続けることで徐々に高単価の案件も獲得できるようになるでしょう。

 

最初はうまく書けず、全然稼げないということもあります。

 

しかし、それは売れっ子ライターも必ず通る道で、勉強しながら継続することで徐々に収入も上がっていきます。

 

私は正社員を辞めていきなりライターに転身しましたが、お金が心配という場合には仕事を辞めずに副業としてライターを始めることをおすすめします

 

看護師は専門知識と国家資格があり、他の職業よりも多くの収入を期待できるため、

・正社員を辞めて自由な暮らしを実現したい

・文章を書きながら豊な生活を実現したい

という場合には、思い切って看護師ライターを目指してみると良いかもしれません。

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